見学・体験随時開催

「杉本空手クラブ」は、本来の空手道、純粋な空手道を極めることを目的とし、稽古を通して青少年の健全育成・社会貢献に繋げていきたいという思いから創立しました。

 

空手道・武道においては、「礼に始まり、礼に終わる」が非常に大切とされております。礼とは、相手に敬意を表すことであり、これは、子供達が空手を修業することによって、学び習得する重要な意義のひとつであると考えております。

稽古、試合等で相手と向かい合った際に、相手に尊敬の念を込めてきちんと礼を行い、「始め」の合図と同時に闘争本能をむき出しにして戦い、「やめ」の合図とともに再び元に戻る、勝者であっても敗者であっても相手に対して謙虚に、感謝と敬意のこもった「礼」を行う。この礼儀作法を自然と身に付けることができるのが空手道です。

 

また、空手は両手足を均等に使い、バランスの良い身体的発育に適した理想的な運動ができるのに加え、空手の技や技術を高めることにより、自分自身に自信がつくという効果もあると思います。

逆に、自分に自信がありすぎると、本当に大切なことを見失いがちです。しかし「自分は、まだまだ力不足、技術不足」と思えば、他人から教えを請うことができるのです。ここにまた、空手道の「礼」と「節」の重要さがあると思うのです。

 

「杉本空手クラブ」は、それを伝える道場として会員と共に鍛錬していきたいと思っております。

 

 

「礼と節」

礼とは、人と交わるにあたり、まずその人格を尊重し、これに敬意を表することに発し、人と人との交際をととのえ、社会秩序を保つ道であり、節は、この精神をあらわす作法である。

 

空手道を学ぶ者は、内に礼の精神を深め、外に節を正しく守ることが肝要である。